昨日へ     2006年01月21日   明日へ

今日は「教職員評価問題シンポジウム〜学校の活性化と資質向上につながるの?〜」がある日でしたが、僕は「にがい涙の大地から」(監督・撮影・編集:海南友子)上映会に行くことにしていました。

しかしながら、教職員評価制度についての関心は大ですし、何らかの行動を伴う提起がされる場になってほしいと思ったものですから、午前中に戸田裁判判決決定のビラ版下を作り、昨日支部委員会でまいた討論資料を一般向けに改訂しました。昼の電車で仙台に向かい、走って仙台市市民活動サポートセンターに行きました。学生時代から、ずっと「先輩」なiさんに会いました。少しだけお話をして、印刷! 紙折り機でA3を半分折りにして、シンポジウム会場のアエルへ! 

会場にはもう既にたくさんの参加者。受け付けに、ビラを置いてもらって、今度はエルパーク仙台に走りました。受け付けでは、顔を見知った皆さんがいて「ああ、○○○さん!」と声を掛けてくれて、嬉しかったな。顔の見える関係って、大切ですね。

「にがい涙の大地から」は、日本軍が中国で置き去りにしてきた毒ガス兵器で傷付いた人たちの姿を追ったドキュメンタリーです。見ていて、とてもとても苦しかったです。いつものノートを手にして、見ていました。暗い中、感じることをメモしました。いろんなものが込み上げてきました。上映会の感想用紙には、次のようなことを書きました。

「情報」とか「データ」ではない「出会い」に似た感覚が残ります。人と人と平らに結び合いたいのですが、中国に行ったなら、私は「日本人」になってしまうことを辛く悲しく思います。だからこそ、私は私として、彼らと平らに結び合えるよう闘わなきゃいけないのだと考えています。今夜も、彼(毒ガスに蝕まれてしまった彼)がも咳き込んでいます。その痛みが、私を支配していて、ああまだちゃんと私は人間でいるよなと、そんなことを確かめました。

映画を見ながら、中国なのに医療費がかかるの?と疑問に思いました。中国は、中華人民共和国です! 人民の共和の国! 上映後の監督の話を聞いて、ああそういえば...と感じました。中国でも、市場経済導入後貧富の格差が開き、大変であると。みんなが公平に暮らしていた時代は、過去のものになってしまったんだと。新自由主義(弱肉強食主義)社会が地球にまん延しているなら、それを何とかしなくてはならないですね。人間がお金に働かされて、お金に殺されることになってしまいます。

エルパーク仙台を出て、連れ合いぴよさんと、お気に入りの中華屋さんに行きました。店員さんが餃子を包む様子を見ながら、ハルビンのリウ・ミンと同じだ...と思いました。ああ、毒ガスで咳き込む彼は、今もまた苦しい咳を続けているのでしょう。あの冷たいアパートに響いているのでしょう...。頑張らねばと、何か決意するものがありました。

写真は、昼前に会った松山町の犬くんです。鎖から離れ、わくわくしながら駆けていたところでした。

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