当初の予定では、昨日が、5年生の総合的な学習の時間の研究発表会の日でした。
けれども、6年生を送る会の計画作りなどに時間がかかり、さっぱり研究は進んでいません。そこで、いつに延ばすか、みんなに決めてもらうことにしたんです。
3月3日にある6年生を送る会の前にやるか、その後かで、意見が分かれました。僕は、簡単に多数決はしません。みんなが意見を出し合う価値を見いだすものには、きっちりと時間を掛けます。
「20日の週がいいです。6年生を送る会の後だと、卒業式の練習などが入ってきてしまうから、忙しくなります」
「6日の週がいいです。6年生を送る会が終わらないと、ほっとできないからです」
「20日の週がいいです。3月6日だなんて、あと一ヶ月以上あるじゃないですか。集中できません」
「いや6日の週です。6年生を送る会の準備と同時にはできません。それこそ集中できません」
「20日の週です。やる気がなくて、ただ延ばしているんじゃないですか」
...などなど。自分から手を挙げなかった三人にも意見を言ってもらいました。「ディベートみたいね」という声もありました。ほんとだね。ほどほどにみんなが揺れているので、選挙をすることにしました。選挙の説明をして、紙を渡し、投票。結局、2月20日の週(24日?)になりました。ああ、おもしろかった!意見を闘わせる経験は、ぜひ来年度以降も重ねていってほしいものです。
写真は、28日の加美町・小野田の薬來ビールです。