昨日へ     2006年02月03日   明日へ

今朝見た夢。

ベーシストの飲み会。知らないけど、有名らしいベーシスト。ヘッドを額に押しつけて、携帯電話で写真を撮られるためのポーズ。僕は、携帯電話を持たない。彼の父親のベースは、エレアコで、ひょろ長いヤマハ製。裏にもホールがある。二次会には行かない。外の便所に入る。斜面に、僕のベースを置いていたら、なくなった。歩いて帰る。バーの調子のいい青年が、車で追いかける。二次会には行かないのか? 彼が僕のベースを持っていた。僕は、オービルなのにエピフォンと言った。サンダーバード。シールだらけになっていた。返してもらう。なんかとても情けない気持ちだった。

夜、雪がぼたぼたと降る中、古川に行きました。前・宮城県教職員組合執行委員長の富樫昌良さんの講演会なんです。平和と民主教育を守る古川大集会。テーマは、「子どもたちのいのち・安全・未来を守るために」。

17年前のことです。初任者研修制度が導入された1年目に採用された僕は、算数(コンピュータ)の公開研究会とのダブル多忙に「教員って、こんなに忙しいのか?」と、大きくそして激しくため息をついていました。2年目になり、公開研究会の指定も終わり、出張ばかりで追われ続けた初任者研修も終わり、僕は教職員組合に入りました。そんなとき、富樫前委員長に出会いました。支部も違いますし、お会いする機会もそう多くはないものの、初任者研修制度についての県教委交渉などでお会いしたときなど、よく話を聴いてもらいました。情熱的で真っ直ぐで、学校教員の先輩!って印象が強いのです。それから、年に何回もお会いすることはないものの、富樫さんは僕のことを覚えてくれて、ご挨拶しています。情熱的で真っ直ぐな印象は変わりません。尊敬します。労働組合のリーダーって感じです。そんな富樫さんの講演会ですから、僕は絶対に参加!だったんです。

「安全」についての話でしたが、やっぱり基本は人を信頼し合うこと。富樫さんのお話を聞きながら、間違っていないって、自信をつけました。人間不信を教えていて、未来はないです。長期特別研修に関わる事例の紹介もありました。このお話でも、人と人とが信頼し合えることの大切さを学びました。子どもに声を掛けることを、躊躇してしまう社会は、閉じていくばかり。そんな社会で育つ(そんな社会しか知らない)子どもたちは、人間の温かさをどんどん失ってしまうかもしれません。

雪の中を帰りながら、おかしいことには、きちんと「おかしい」と表現していこうと、あらためて自分に言い聞かせたのでした。

写真は、昨日の1枚。5年生でも頑張ればダブルおんぶができたんです。咽がへんなんで、マスクをしている僕でした。

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