昨日へ     2006年02月24日   明日へ

今日は、5年生の総合的な学習の時間・個人研究発表会の日です。みんなドキドキです。担任もドキドキです。3・4年生に見せる発表会です。

「食」に関わる研究を1年間してきた5年生です。振り返ると、春からまず、栽培をしました。苗屋さんで、めいめいに作物を選びました。そして、育てて、収穫。みんなで食べました。他の学年にも、食べてもらいました。

夏には、魚です。花山合宿というステージで、イワナを捕まえて、殺し、さばき、内蔵の観察もしつつ、串に刺して、焼いて、食べました。命を食べるという実感ですな。イナゴも捕りました。いっぱい捕まえて、茹でて、脚や羽根を取り、砂糖を絡めて、佃煮にしました。秋には、僕が長野で買ってきた蜂の子をみんなで食べました(食べる事ができなかった人もいたけれど)。

冬に入り、研究テーマを決めました。ジャンルとしては、植物・魚・肉・虫・発酵・人工。肉に関わる共通体験ができなかったのは残念でしたが、まあドンマイです。結局、野菜に関わる系、肉系、発酵系、人口系になりました。13人のテーマ全部は並べませんが、みんなはとても素朴なテーマを挙げました。「草は食べられるか」「豚が肉になるまで」「動物の中にいる菌は、動物が死んだ後、どうなるか」「味の研究〜どうしてプリンと醤油でウニの味になるか〜」などなど。

研究を進める上での留意点は、人に聞くこと。自分で分からない言葉は使わないこと。そして、発表の手順を最初の段階で示しておきました。それは、まずはテーマを話し、それについての予想を言い、どんなふうに何を調べたか、分かったこと、これからもっと調べたいこと...という項立てのようなものですね。また、インターネットで調べるという方法は最後の最後としました。人に聞くという活動が最優先です。3学期に入って、発表目前でのアドバイスは、聞き手が聞きたくなるような発表方法です。問いかけをするのは、作文指導と一緒ですね。実物提示や、試食は「食」ゆえにお勧めでした。クイズというのも、定番ですね。細かいことですが、前の人の発表が終わって、すぐに発表が始められるようにすることも話しました。だらだらせずに、ぱっとやることは、伝わりやすさに関わります。

さぁて、そんなこれまでの成果が、発揮される今日! み〜んなドキドキで、結局は、担任が感動するほど、とても個性的な発表会でした。アシスタントの相談をしていて、互いに紙を持って提示の手伝いをしたり、試食する人をじゃんけんで選んで盛り上がったり、昨日ギリギリアンケート結果を集計した少年が、いつになく流暢だったり...。ん〜、ビデオで撮っておくべきでしたっ。やり遂げた成就感は、みんなにあるようでした。ああ、ずっと集中して聞いてくれて、しかも素直な歓声で盛り上げてくれた3・4年生に感謝! そして、自分の言葉できちんと話していた5年生に感謝です。ああ、この仕事していて、よかったなぁ。

夜、職場の飲み会でした。古川の「足軽」という素敵なレストランを化し切りにしてのひとときでした。僕は、明日の朝が早いので、とても珍しいことですが、ノンアルコール。みんながおいしそうなワインをどんどん空けるのが、羨ましかったものの、たまにこういう日があってもいいでしょう。酔っぱらうと、人はこんな感じなのねと、学ぶことは大きかったです。そして、料理はとってもおいしかったしね。いやはや、よい1日でした。いろんな意味で満腹の幸せです。

写真は、発表会での一場面です。

昨日へ        明日へ

はじめのページ