昨日へ     2006年03月04日   明日へ

午前中に「別姓通信」の校正をします。お昼の電車に乗るのですが、ぎりぎりまで直す所チェックです。今回は12ページだから、まあ楽なのですけどね。電車を降りて、仙台市市民活動サポートセンターに走ります。ロッカーから教育基本法改悪反対集会のちらしを持っていく予定でしたが、なくなっていました。誰かが使ったなら、それでいいやと思い直し、エルパーク仙台に走ります。「別姓通信」をいつもより多く刷り、郵送作業を他のメンバーに任せて、今度は宮城県婦人会館に走ります。三井マリ子さん講演会です。教育労働ネットワーク主催ということだったので、「別姓通信」の他に、「なくす会通信」のバックナンバーも並べました。

三井マリ子さんの講演、テーマは「ジェンダー攻撃に負けるな!」でした。三井さんは、女性解放運動を闘う人ということで知っていましたが、お話を聞くのは、今回が初めてでした。「反ジェンダーフリーの旗の下、男女平等の足を引っ張るバックラッシュ現象」という副題。三井さんは、大阪府豊中市の市立とよなか男女共同参画推進センター「すてっぷ」の館長全国公募で選ばれました。そして、男女共同参画をまさに推進していたのですが、男女共同参画を推進させたくない人たちが、三井さんを攻撃し、豊中市を攻撃し、三井さんを館長雇い止めさせてしまったのです。

三井さんのお話の最後に、館長雇い止めに関わるニュース番組のビデオが映されました。男女共同参画を推進させたくない人たちのインタビューに、会場から驚きの声とともに、苦笑が聞こえました。その笑い声はきっと男女共同参画を推進させたくない人の話が、理解できないという気持ちによるものだったのでしょう。僕は、笑いませんでした。そして、講演後の質疑のときに、そのことに触れました。男女共同参画を推進させたくない人たちに伝わる言葉をどう持つかという質問をしたんです。そして付け加えました。「さっきのビデオで、笑い声が聞こえたけれど、別な場で同じビデオが映されたら、全く別な場所で笑い声が聞かれるのではないでしょうか」と。

僕は、僕と意見を異にする人たちとの「対話」の可能性を捨てたくないです。甘っちょろいと言われるかもしれない。そして、僕がひどく痛めつけられたなら、そんな思いを捨て去ってしまうかもしれない。でも、分かり合おうとすることを捨ててしまうと、それはきっと「平和」には結び付かない。誰をも見下さない、誰にも卑屈にならない、そして誰にも僕自身を売り渡さない。そう考えるのです。

「先進国」とは、何だろう? そんなことも考えました。「進む」とは、素晴らしいことなのだろうか? テレビの歌番組で「ランキング1位」になった歌が、「今週最も素晴らしい歌」というわけではないのと同じで、この星にはえら〜くたくさんの人がいて、この星にはえら〜くたくさんの言葉や文化があり、それらの中で「優れている」も「劣っている」もないんだよなぁと、僕は考えます。「現在」のままがいいわけではないんです。ただ、分かり合おうとすることを捨てたくないということです。

講演会の後、この3月で退職する先輩教員を囲む会がありました。ドキュメンタリー映画の自主上映会に行こうと思っていたので、少し迷いましたが、囲む会に参加することにしました。白萩の円卓。結婚式の披露宴みたいな感じでした。食事をし、お酒を飲み、いろんな話をしました。いろんな話を聞きました。

二次会にも参加しました。久しぶりの方とも、昨日の続きみたいに話せるのは、とても感謝感謝です。しゃべってばかりだったので、そんなに呑み過ぎではなかったのですが、ある件について少々感情的に討論してしまい、反省です。結局、二次会の最後まで残り、最終電車で帰ったのでした。ああ今日も長い一日でした。

写真は、昨日の6年生を送る会の入場シーンです。1年生と6年生じゃ、こんなに身長差があるんですね。

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