昨日へ     2006年03月14日   明日へ

今日は、宮城県の公立高校の合格発表の日です。先日参列させていただいた中学校の卒業式。彼らの来年以降が決まる合格発表なのです。

そんな午前中、そんな卒業生が二人、やってきました。Hくんは、よく来てくれるので、みんなは「やー!」って感じなんですが、Тちゃんは、夏以来の登場だったので、「えっ?」って感じのみんなでした。かつてのイメージは、男の子だったけど、今は「青年」になっちゃった感じ。恒例の腕相撲、今日はHくんに負けました。左は負けるの仕方なかったのですが、右でも負けるとは、ちと悔しい。「俺、この頃、全然トレーニングしてねぇよ!」とまで言われちゃうし、観客の5年生にも散々言われちゃうし...。と言いながら、こういうひとときにも、感謝ですな。

3時間目から、卒業式の予行でしたので、あんまり一緒時間を過ごせませんでしたが、「結果が分かったら、必ず連絡してね。よくても、そうでなくてももちゃんとしてね。応援するからね」と言うのだけは、忘れませんでした。合格発表は、午後3時なんです。

さて、卒業式の予行が幾つかの課題を残しつつも、ひとまずいい感じに終わり、給食を食べ、俳句選びの授業で、さようなら。そして、3時過ぎに、電話が来ました! 「あ、先生? 受かったよ! ○中で○高受けた人、みんな受かったよ!」あ〜、ほっとした。そして、とてもとても嬉しくなりました。

夜、家にも幾つも電話があり、感謝感謝です。保護者の皆さんが、いろんな高校を受けているみんなの情報を交わし合い、教えてくださいました。ああ、こういう瞬間のために、僕はこの仕事をしているのかもしれない! そんなことを感じました。みんなが高校進学を希望しそれが叶ったことへの嬉しさが半分、もう半分は互いの繋がり合いを確かめた嬉しさです。人間の世の中は、やっぱり人間らしくできているのですね。

高校へ進学するみんな! 新たな仲間と出会い、君の世界を広く豊かにしていってくださいね。おめでとうございます。

写真は、先日中学校を卒業したみんなを、小学校の卒業式の朝、1年生教室で撮った1枚。2003.03.19のことでした。あのとき、「1年生のときは、こんなに小さい机だったんだよ」と言い、6年間を振り返ったのですが、あれからまた3年経つと、もう青年なのですよね、いやはや。

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