昨日へ     2006年05月08日   明日へ

久しぶりに1年生のみんなと会い、なんだかとても幸せな気持ちです。ああ、僕はこの仕事をしていて、よかったなーと思います。感謝です。

給食は、1年生と2年生とで一緒に食べています。当面は2年生が、配膳片付けをしてくれています。給食室に、食器や台など返すとき、一人の2年生が言いました。台拭きを手に言いました。「なんかのにおいだとおもってたんだけど、わかったよ!」台拭きを手に、きらきらお目目です。「えっ? なになに?」みんなが聞きます。これまたきらきらなんだな。誇らしげに、そしてすっきりした表情で彼が言うには「(この台拭きのにおいは)ウォーターパークのにおいだ!」

なーるほど! ウォーターパークって、ウォータースライダーとかがある町内の屋内プールなんです。屋内プールの塩素の匂いと、台拭きの漂白剤のにおいが同じなんですね! みんなが寄ってきます。「どれどれ」「かがして」「あたしにも!」しばしみんながかんでいる沈黙があり、「あー、ほんとー!」「ああ、ウォーターパーク、いきたいなー!」「あたしもー」という、まるで劇のような展開。はっと我に返った一人が「おいしい...」と言うと、みんな我に返り、「...きゅうしょく、ごちそうさまでしたー!」と給食室に挨拶をして、「ひるやすみだー!」と走っていったのでした。

ああ、みんなと一緒だと、いろんな発見がある。感謝感謝です。実は、僕たちの回りにはたくさんたくさん小さな幸せがあるんです。それに気付くかどうかは、その人次第。四輪車のスピードでは分からないものでも、自転車なら気付いたりします。ちょっとしゃがむと、見つけたりします。股覗きでさかさまになると、ぱっと分かったりします。全部の幸せ探しをすることを目的にするのは、たぶん本末転倒ですが、小さな幸せに囲まれているってことは、どこかのポケットにぜひ入れておいてほしいです。

ちなみに、「ウォーターパーク」は「water park」なんですが、小さい子たちはよく「おおたぱーく」って言うんです。なぜなら、「太田」って苗字の人が友だちにいるから。「太田パークに行きたいね」とかって。う〜む、耳から言葉を覚えるんだよなぁ。

夜、昨日買った「渋さ知らズ」のDVDを見ました。な〜るほど! テント芝居に憧れ、美は乱調にあれの大杉榮ファンの僕に、ジャストミートなバンド(集団)でした! これはライブに行かねばならぬ。

写真は、5日の鹿島台の牛くんです。

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