「そとがぬるい」という日でした。教室のドアを開けたら、南の国から吹いてきた風が、僕たちを包みました。
先日からカエルをつかまえることに夢中な1年生は、「ながいやすみじかん」には、ぴゅーっと外に走っていきます。カエルのところに行かない人は、6年生教室にぴゅーっです。
風邪ひいた子と歯が痛くてたまらない子が二人、教室に残っていました。僕は、連絡帳の返事や学級通信を書いたりしていました。つまらなそう二人とおしゃべりしました。「ねえ、私は、おかあさんになりたいんだけど、どう思う?」「きのういってたじゃん。いいんじゃない?」「じゃあ、私が、Aちゃんのママになるって、どう?」 するとその子は、即答せずに(う〜ん)と、しばし考えタイム。見ていても、ああ考えているぞっていう様子です。そして、はっと気付いたようにして、でかい声で「だめ! だめ! ママはママだもん。だめ!」 真剣に考える真摯な姿に感動しつつ、やっぱりだめよね...という僕でした。
写真は、今日の1枚。カエルをつかまえてきて、木道の水たまりに、カエルを泳がせて、喜んでいる1年生です。