昨日へ     2006年05月17日   明日へ

今日の図工は、牛乳パック工作でした。牛乳を飲んだ後、パックを濯ぎ、乾かします。それを切って、リサイクルするために業者さんに渡します。牛乳パックを切るのは、1年生には難しかろうと思いつつ、先日やってみたら、みんな「おもしろい!」でした。「なんか、つくりたい!」と、みんな花や、ロボットや、小物入れなどを作りました。今日は、最初からその予定でマジックやセロテープを用意しました。みんな大喜びです。

誰に宛てるわけでもない書かされ作文よりも、手紙のほうが、書きがいがあります。何を書けばいいかも、自ずと分かります。伝えるのですから。その人のことを思うのですから。同様に、絵や工作なども、宛てる先が見えると意欲に繋がるだろうと、僕は考えています。そこで、今日の牛乳パック工作に際しても「誰かにプレゼントするといいよ」と話しました。すると「○○おにいちゃんにつくる!」とか「じゃあ、6ねんせいにあげる!」とか、わいわいです。ん〜、予想通りね。

工作をしている5時間目、5・6年生は、校庭で体育でした。ヨサコイやって、それから徒競走。工作とも手紙ともつかない、気持ちの作品を手に、1年生は中庭から5・6年生を応援します。「○○ちゃん、がーんばれ!」「あーか! あーか!」「ゴーゴーしろぐーみ!」 こういうのって、やりなさいと言うものでもないし、言われるものでもないんですよね。しばらくして、体育が終わり、5・6年生が戻ってきました。みんな、いろいろ手渡していましたが、全員が作ったわけでもなく、全員がもらえるわけでもないんです。ちょいとシビアですね。もらえなかった5・6年生は、少し寂しいかもしれません。でも、全員分作ります!とこちらで準備することは、今回はないです。「○○ちゃん、だいすきです」って書かれた作品は、きっと5・6年生のこれからの活動の力にきっとなることでしょう。

写真は、「がんばれー!」って叫んでいる一年生です。

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