今日は、何もしない日です。そういう予定なんです。30代の僕はそういうのができなかったんです。でもね、休みは必要なんだわー。そう実感する僕です。楽器をいじり、マンガを読みました。７日の筑豊でメモした文があったので、そのまま載せておきましょうか。
新幹線で分かったつもりになっている。通過したり、降り立ったり。田んぼの中を走る、少年の姿、一瞬。普通列車で、それをゆっくり見ながら、僕は思いを馳せるだけだ。歩く僕は、路地の匂いを嗅ぎ、ふらりとラーメン屋の紅い暖簾をくぐる。ああ、それでも僕は、いつまでも分からないことがある。だから、想像しよう。そして、不十分な自分と、謙虚であろう。人の気持ちは分からない。けれども、分からないと切ったら、いつまでも分かってもらえない。だから、ゆっくりと歩こう。できれば、言葉を交わし、明日も会えるといいね。いつか会えたら、嬉しいね。
写真は、７日の山陽本線の車窓から撮った瀬戸内の灯台です。今日も、そこに立っているんだね。