昨日へ     2006年10月06日   明日へ

今日は、劇の初ステージ練習です。仕上げることを急がずに、毎回「成果」と「課題」が見つけられれば、前進です。ひとつひとつという感じです。

劇の中のBGMを探すつもりで、レンタルCD屋さんに行きました。でも結局、Carole King Jimmy Cliff Blankey Jet City Lost In Time 大貫妙子 小島麻由美 を借りました。ああ、劇には関係なさそうですな。何かとお疲れなので、何か映画を見ようと、うろうろしました。そして、いつも借りようか迷いながら、ずっと観ていなかった「リリイ・シュシュのすべて」(岩井俊二監督)を借りました。

岩井俊二さんのことは映画「スワロウテイル」で知りました。あの頃、僕はかなり精神的にしんどい時期でした。チャラさんの曲を、ビッグホーンで聴きながら、癒されていました。チャラさんが出演している映画として「スワロウテイル」を知り、何度か観ました。どこかフィクションめいていない感覚、固定カメラでない自由度、お客に見せることを前提としていないような日常の匂いのする雰囲気が、好きです。それでいて、物語の舞台は、閉ざされているんだけどね。いろんな文化のミックスっていうのも、僕的世界なんだな。映画「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」は、過剰に期待していたゆえ、がっかりしたんだろうな。「ふーん」くらいかな。ちなみに岩井俊二さんの映画に出演している女優さんは、僕が好きな感じの人ばかりで、僕が監督になったときは、ぜひ出演願いたいと思っているところです。え? 誰って? 伊藤歩さんはまず絶対だな。タレントではなく、女優!って感じ。

さて「リリイ・シュシュのすべて」の感想。きつい。けれども、もっときつくてよかったかもしれない。状況は、孤独で、荒んで、理不尽で、どうしようもなく、罪の意識は絶望なのかもしれない。けれども、...けれども!だ。たぶん、薬は効かない。たぶん、お説教も効かない。たぶん、無視するほうが楽だから、世界は簡単に終わるのかもしれない。スクリーンの向こうとこちらと分けられるのではなく、見る人に忍び込むウイルスが潜んでいるかもしれない、潜んでいないかもしれない。

写真は、1985年夏の六ヶ所村での1枚です。看板は、六ヶ所漁業者協議会・六ヶ所定置部会合同水産によるものです。

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