昨日へ     2006年11月05日   明日へ

今日は、東京です。朝の電車で仙台に行き、新幹線に乗り換えて、東京へ。有楽町で降りて、日比谷野外音楽堂に急ぎます。労働者集会は、毎年参加しているものです。ここのところの「日の丸・君が代」強制反対運動から教育基本法改悪とめよう運動などで、大変知り合いが増えました。行くと、あちこちで「こんちはー!」です。これが「しばらくですっ」よりも「いやはや、また会いましたねー」って感じが多いのです。

東京で「日の丸・君が代」不起立で抵抗している仲間が、壇上に立つとき、全国の仲間も!ってことで誘われました。いつものジャンベを持って、上がりました。日比谷野外音楽堂は、びっちりと人! 壇上に立つと、意外と席までの距離が近く、一人ひとりの顔が見えたのが少し意外でした。熱気って、こういうのねっ!って感じ。労働者集会もいいんだけど、日比谷野外音楽堂ですから、コンサートの壇上だったら、またよかっただろうなぁ。

デモに出ました。いつもの銀座。いつもの有楽町。教育労働者が集まって歩きました。教育基本法を改悪されそうな今、一人ひとりが声を上げ、表現することが、とても大切ですよね。あえて言うなら、そういう形でしか、止められないです。誰か声の大きな人が、一言言って変わるのではなく、武器も資金もない、普通の僕たちの普通の声。それが大きなうねりを作るのだと思います。

野球の例にするならば、九回裏のピンチ。もう逆転はないかと諦めそうなとき。連続ホームランを祈るよりも、とにかく塁に出て、バントしたり、フォアボール見たりして、こつこつと点を入れるんです。そういう進め方を諦めない。この場合、応援席には誰もいないんです。みんなが、選手なんですもん。なんか、そんな感じ。

デモを眺めていた誰かが、僕たちの声を聴き、姿を見て、小さくともアクションを始めてくれたら、嬉しいな。僕たちは、生かされない。僕たちは、僕たちの人生を生きる。

写真は、今日の日比谷です。

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