昨日へ     2007年03月25日   明日へ

昔、僕は「詩人」になりたかったんです。けれども、どうすれば「詩人」なれるかは、分かりませんでした。資格や免許とか、そういうもんじゃないし、「詩人屋さん」って、聞いたことないし。でも、「詩人」の人っているんじゃないですか。いいなぁ、詩を書くだけで暮らしていけたら、なんて幸せなんだろう! そして、めちゃめちゃかっこいいっ! そう思う中学生の僕は、つらつらといろいろ書き連ねながら、いつか誰かにいろいろ読んでもらいたくてたまらないのでした。

「作家」にも憧れたのでした。少年だった僕は「芥川賞を取りたい」と思っていました。芥川賞を取れば、きっとお金や仕事を得る権利を手にすることになるんだろうと考えていたんです。「直木賞より断然芥川賞だな」なんて思う、今思うとあんまり好きなタイプじゃない少年時代の僕なのでした。

小学校の教員という「職業」の僕です。そんでもって、それは勤務時間だけの看板ではなく、ほとんど全身小学校教員として過ごす毎日になっています。「させられる小学校教員」ではなくて「やっちゃってる小学校教員」なんです。時間外労働というより、「私物化」あたりの言葉がしっくりするような、僕の風景かもしれません。

さて、僕の職業は「小学校教員」ですが、僕はいろんな顔を持ち、いろんな「自己紹介」をしちゃえるんです。そういう「自由」を、僕はいつ頃から僕の中の普通にしたんだろうな。僕は「詩人」です。僕は「歌手」です。僕は「作家」でもあるし「アーチスト」でもあるんだな。僕は「旅人」ですし、僕はこれからいろんな僕であり続けます。

「将来の夢」って、職業選択じゃなくていいんだよって、言う僕です。「ずっとえをかきつづけたい」っていう1年生に、「おんなじじゃん」って笑いかけるんだな。あなたの「将来の夢」って、幾つくらいありますか。

写真は、10日前の雪遊びのときの1シーンです。

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