昨日へ     2007年04月03日   明日へ

今日は、教採記念日です。

教員採用試験でB採用で、実際に職に付けるかどうか分からなかった18年前。コネもツテもない僕は、3月半ばから教育委員会に通ったのでした。「B採なんですけど、採用ありませんか」って、そのときばかりはネクタイ締めて通ったのでした。最初はムゲにされて、それでも毎週通うと「また来たかい」って感じになり、あるとき名前を聞かれ、その翌週にはどれどれと分厚いファイルを調べてもらい「ああ、○○くん、教育大学なのに、あんまり勉強しなかったね」と言われました。

毎回、向かえの生協の「鮮魚部募集」がちらちら。今度だめだったら...といつもいつも思っていたのでした。4月になっちゃったし、もうダメねって思いながら、これが最後と4月3日に教育委員会に行ったら、「あっ、○○くん、電話が行っているかもしれないよ! 急いで帰りなさい」と言われ、びっくり。そして僕は、寮から荷物を搬入して、転がり込んだ女の子の部屋、彼女の黒電話の前、じっと鳴るのを待ったのでした。

午後5時を過ぎても、鳴らない。ああ、だめだったんだーって思いました。がっかり。女の子は、実家に帰っていて、いません。独り、暗い部屋にいたんです。そして...6時を過ぎたところで、鳴ったんです。「大河原教育事務所ですが、いいですか?」 ダメって言うはずないですよね。「はい!」と返事をして、明日健診に行って、明後日教育事務所に来るよう言われました。僕は、転がり込んだ女の子の部屋にステレオをセットしたばかりだったので、ああまた引っ越しだぁ〜と辟易する気持ちを抱きつつ、採用になるという信じられない事件に、落ち着かなかったのでした。

ちなみに、その女の子のアパートとは、連れ合いのぴよさんのアパート。いやはや、ぴよさんなしでは、ぴよさんの電話なしには「ある小学校教員の毎日」もなかったですなー。感謝感謝。という4月3日なのでした。

写真は、2月11日の別府の猫です。

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