昨日へ     2007年08月01日   明日へ

江別で目を覚まし、甥っ子が宿題をするのと、母さんが絵を描くのを、見守りました。そして、昼前に江別を出て、夕張の家に向かいました。

僕は、夕張の北炭の炭鉱病院で生まれたそうです。そのときの住まいは、住初。僕としても「住」み「初」めですな。その後、第一中学校の裏に引っ越したそうです。そして、旭台のてっぺんへ。このへんからは記憶があるので、伝聞でなくていいかなという感じ。しばし埼玉に住んでいたおじいちゃんおばあちゃんのところに一人預けられ、その後家も、旭台から旭町へ。幼稚園時代から高校生のときまで暮らした旭町時代が、夕張での日々では大きいですね。高校生の途中で末広に引っ越しました。僕がいなくなってから、鹿ノ谷に引っ越し、そして今は紅葉山。末広や鹿ノ谷は、大人になった僕が訪ねていく場所として僕の中に刻まれています。「夕張の家」というと、末広や鹿ノ谷を思うのは、きっと離れてから思い出す場所だから。紅葉山は、かつて夕張で暮らしていた僕にとっては「別な町」という感覚でした。しかし、今日向かう「夕張の家」は紅葉山なのでした。

家の鍵を自分で開けて入ったのは初めてです。宅配便の預かり状があったので、電話を掛けて、届けてもらいました。電話帳で、昔からの友人の電話番号を調べました。掛けてみたけど、いませんでした。仏壇に手を合わせ、郵便受けに入っていたものを整理し、また鍵を掛けて、今度は岩見沢に向かいます。友だちの家におじゃまするんです。

夕張の夕張を抜け、丁未の風致公園を通り、万字に下ります。途中、キタキツネ。車に気をつけるんだぞと声を掛けました。しょんぼりしていました。美流渡を越える道です。かつて風致公園までしか大きな道路がない頃、夕張から万字側へ行くことを「美流渡越え」と言っていました。おじいちゃんの声で「美流渡越え」って僕の胸に刻まれています。岩見沢の友だちの家は初めて訪れるのですが、何となく見つけられるような根拠ない自信がありました。でも、ダメでした。結局電話を掛け、たどり着きました。

着くと、友人とその娘さんが外にいました。「やあ、はじめまして」と、ご挨拶。娘さんは、小学校6年生。バイクをガレージに入れさせてもらい、「こんにちはー」と玄関でご挨拶。友人はパパさん。お連れ合いはママさん。...とここでは記しましょう。ママさんは初対面でした。猫はノエル。まずは、僕の匂いをかぎます。久しぶりに、猫の舌のじゃりっとした感覚。「大丈夫よ」と声を掛けます。みんな「お客さん」の登場に緊張していたかもしれません。僕は、人んちが好きなので、パッとジーンズを半ズボンに履き替え、いつものタンクトップ&裸足でくつろがせてもらいました。ソファを勧められたんですけど、床のほうが好き。というわけで、あぐらでおしゃべり。

コーヒーを入れてもらい、外で飲もうってことで、庭のテーブルに。あらー、いっぱいハーブ! なんかとってもいい感じ! あちこちに実があり、花が揺れ、美しくも、おいしそうって感じなのです。ママさんとパパさんに、植物の説明を受けながら、ああいい風だなーとコーヒーをゆっくり飲みました。

夕方近くになり、パパさんと近所の温泉に行きました。温泉のデパートって感じ。いろいろあるんだな。二人で露天風呂で、高校時代のことやら、この頃のことやら。昔の友人って、しばらくぶりでも、昨日の続きって感じになれるのがよいです。感謝ですな。電気風呂でびりびり痺れて、びびってから上がり、帰りました。

帰ってからご飯です。ハーブづくしって感じで、僕は興味津々でした。なーるほどっ!とか、これもっと食べたいですとか、いろいろおしゃべりしながらでした。花を食べるっていうことが、とても新鮮で嬉しい感じだったんです。高校生の娘さんも帰宅して、全員集合。いつものファミリーとはちょっと違いつつも、その当事者であるところの僕が、あんまりお客さんの心構えなく過ごしているからか、何ともへんにいつもよりハイテンションらしい雰囲気のようでした。僕は、とてもとても楽しくくつろいで過ごせて幸せ。そうそう、結婚写真なんか、早々に見せてもらったりしたのでした。あらー、パパさんもママさんも何だかんだ言ってたけど、あんまし変わってないと思うよ。素敵なお二人、そしていい感じのファミリーです。ノエルも入ってるからね。

あるCDを掛けました。僕が録音したものを音楽CDにしたんです。音楽ファミリーなので、みんな音楽熱が高まりました。ピアノ弾いたり、ギター出したり。そう、僕の旅ギターも登場です。さすがにサックスは夜になったからやめておきましょう、お姉ちゃん。そうこうしているうちに、蕎麦打ちタイム。夏は旬ではないと言いつつも、パパさんの指導の下、パパさんと小学生の娘さんと僕とで、蕎麦を打ちました。これも深いね。ここまでやったら大丈夫っていうのがない世界ですなー。ん〜、みんなでおいしく頂きました。

ほどほど夜も更けたところで、ロフトに上がって、ロッキングチェアーで大人の時間。大人3人で、お酒を飲みました。若かりし頃のことなんか、いろいろ話して、楽しかった! 年齢を重ねるって、とても幸せなことなんだなーって思いました。日付替わってしばらくしてから、お休みなさい。僕はピアノの前の布団で、隣にノエル。たぶんいびきかいて眠りました。ごめんよ、ノエル。

写真は、ノエルさんです。

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