昨日へ     2007年08月16日   明日へ

今日も暑いです。午前中は多賀城の歴史博物館で調べものをしました。戦争中の報道写真について、検閲について調べました。

お昼に別姓を考える会で知り合った仲間とお昼ご飯を食べる約束をしていました。連れ合いぴよさんと三人です。街の中のビルの中の小さな部屋は、とてもとても静かでした。いろんなお話をしながら、素敵でおしゃれなコース料理。僕は、ビールも飲んじゃいました。それにしても、いろんな人のお話を聞き、聞いてもらう時間って、大切ですね。いろんな人と出会ってきました。そして、これからもっともっといろんな人と出会うんだろうな。どんな明日があるか分からない毎日は、わくわく感に溢れ、こういうのを「生きている」って言うんだろうなぁと、思ったりするのでした。

お昼過ぎに、お店を出ました。外は、暑くにぎやかな夏でした。三人で分かれたのですが、よくある質問「あれ、お二人、別々なんですか?」 連れ合いぴよさんと僕は、別行動をすることがよくあります。ことに日曜日は、僕が介護に行くことが多く、「じゃあねー」なんです。すると、その場に居合わせた方から「あれ、お二人、別々なんですか?」って、よく言われるんです。それは、夫婦ならば一緒に行動するのではないの?という「夫婦観」があるんだと思います。でも、一緒に暮らしているゆえに、ましてや二人暮らしであるゆえに、いつもずっと一緒ってわけでもないのですね。僕たちは、そんな感じ。そうでない夫婦もいるでしょうし、おんなじような夫婦も、きっといることでしょう。いろいろあるんですなー。

さて、今日も介護の予定を入れています。夕方まで、どのように過ごそうかと考えました。ま、ひとまずはタワーレコードです。ここのところ、お金使い意欲があり、どうしたもんじゃろーと思っています。ザ・クロマニヨンズのCDを買いました。少年ナイフのトリビュートアルバム買いました。小山絵里奈さんのCD、何となく初期の種ともこさんみたいな匂いがして買いました。「ハチミツとクローバー」のDVDを買っちゃいました。これは、レンタル屋さんにもあるから「ちゃいました」ですな。

僕は、「青春物」が好きなんです。予備校時代によく映画を見ていましたが、「ヒポクラテスたち」など、何度見たことでしょう。医学部学生の「青春」なんだな。大森一樹監督作品。「風の歌を聴け」なんかも懐かしい。寺山修司ワールドへの憧れも、きっと同じ。「大人の社会」に組み込まれたくない、けれども「子ども」のままでいるわけにはいかない...そんな不安定な自由が、いいんです。42歳になって、もう「いい年」なんですが、僕はまだまだ青春なんです。いまどき「青春」なんで言葉自体が、若干死語っぽいですけどね。

タワーレコードを出て、僕は歩くことにしました。とりあえず長町まで。カメラは持っています。雨は降らなさそう。今したいことをいろいろ考えたら、猫いないかきょろきょろしながら、歩くのがよさそうだったんです。というわけで、ぽてらぽてらと歩きます。

一番町を抜け、東北学院大学のほうに向かいます。古本屋。ラブミー牧場。以前行った床屋さん。荒町に入り、越路への橋を渡ります。アパートと昔ながらの古い家。広瀬川を渡ってすぐに家々の中の小さな径を行きます。知らない径が、いっぱいあるんです。川沿いに出て、しばらく川を見ながら歩きますが、猫も犬さえもいないんだなー。カラスが立ち話。アメンボがいっぱい。

川から離れ、武道館の横を歩き、弓道部を眺めます。南高校のバンド練習の音を聞きながら歩きます。大きく深い下水溝の中で、蝉が鳴いています。余計に響きます。その響きを楽しんでいるのかい、蝉くん。南高校から長町へのまっすぐの道を歩きます。やっぱり猫も犬もさっぱりいません。でも、知らない道は楽しいです。カラオケあみいの前を通り、でかいショッピングモールへ。

建物の中は、人だらけ。人工的な涼しさが、一時僕をほっとさせますが、これは作られたものなんだよな。映画館に行って見たものの、見たいものもなく、ちょうどよい時間でもなく、僕はギター屋さんを眺め、外に出ました。太陽が、まだまだ現役でした。

長町駅に行きます。途中、横道にそれたら、やっと猫2匹。じろりとにらんで、アパートの一室に入っていきました。一瞬のことだったなー。3時間くらい歩いたでしょうか。猫見つけなくても、歩くだけでいいんだけど、これって、山に釣りに行って、イワナが一度だけ引いてくれたけど、一匹も釣れず、でも山にしばらくいたから満足...ってのに似ています。

長町駅から、仙台空港線で「杜せきのした」に向かいます。別に用はないんです。ただ、そこにとーっても大きなショッピングモールができたので、見てみようかと思いついたというだけです。名取の隣だからということもあるしね。電車でごとごと。いつものと同じ風景。そして、名取を過ぎて、東北本線から外れたものの、すぐに着いちゃうんだな。着いたショッピングモールは、まるで現代日本社会を象徴するような場所でした。

何でもお金で買えそうな気分になります。広いです。いろんな店がある。これを「豊か」というのかもしれません。楽器屋さんと、本屋さんと、アジアン雑貨屋さんを覗き、僕はほとほと疲れちゃいました。整体屋さんがあり、かなり迷いました。時間もあるしね...。思い切ってベルを押したものの、待ち時間が長くて、断念でした。なんと耳かき屋さんまであるんですね。そこも繁盛しているようでした。3階の広い広い「食べる場所」で、うどんを食べました。しばし本を読んでしました。iBookは背負っていなかったので、文書仕事ってわけにはいきません。

ふと、月刊誌「母の友」7月号に載っていた気になった本のことを思い出しました。でも、書名は思い出せず、家に電話をしました。連れ合いぴよさんに月刊誌「母の友」7月号を見てもらい、解決しました。上條さなえ著「10歳の放浪記」講談社1400円。本屋さんに行って探しましたが、残念でした。ビレッジバンガードに行ってみました。これまで何となく気になっていた角田光代さんの文庫本を買いました。「幸福な遊戯」です。

介護に行き、また深夜の電車で帰りました。「幸福な遊戯」を読みながら帰ったので、何となく角田光代さんの文章の口調で考える僕になっていました。

写真、今日の仙台・越路での一枚です。

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