昨日へ     2007年09月20日   明日へ

今朝、みんなで6年生に手を振りました。今日は、修学旅行の出発の日なんです。かつてちっちゃな手を振っていた子が、なにやらでかい荷物を下げて、ちっちないみんなに手を振り返していて、なんか嬉しい気持ち。一つひとつの出来事は、自分だけでは始まらず終わらず、どんなこともみんなと一緒にできているんだよなーっていう、そんなつながりあい。幸せな気持ち。僕が今の学校に来て2年目は6年担任でした。その年の修学旅行の日は、河北新報・からくりコラムへの僕の連載最終日で、それがとっても昔のことに感じられます。...そのときの1年生が、今年の6年生。早いもんです。

今日は、とっても暑いという天気予報でした。僕は、はりきっていました。今日は、カヌーだっ!ってね。3・4時間目は、1〜3年生でカヌーです。

カヌーと言っても、川に行くんじゃないんです。プールでやります。一応、水泳など終えてからのこの時期です。水着の上に体操着を着ますが、暑けりゃ脱ぎます。水泳帽はなくてよしです。なぜって、プールに入るわけじゃないからねー。プールサイドで準備運動して、簡単に乗り方の説明です。こういう説明は、長過ぎちゃダメね。ちょうどカヌーを寄贈してくださった地域の先輩がいらしていて、ご挨拶。そして、みんなに、はいどうぞ。5グループに分かれて、めいめいに始めます。いゃー、すごいねっ!

こういうのって、教える・教えられるは最低限でいいって、いつも思います。こういうのって、慣れることが第一。テクニックよりも、まずは自分で向き合うんです。ちょっと怖かったり、不安だったりするけど、独りじゃないから、結構何とかなるんです。初めは「こわーい」「ぜったいむりっ!」って言っていても、みんなが楽しんでいると、何となくまたやりたくなるもんです。大人の誘いよりも、友だちの一言のほうが、とても自然で、そして楽。3時間目に、調子をみんなに聞きましたが、みんなが夢中ってわけじゃないんですね。まー、それでいいんですわ。暑いので、シャワーを浴びます。みんな、大喜び!

とくに境目があるわけじゃないけど、4時間目になります。みんな思い思いにやっていくんだなっ。カヌーの揺れが怖くて、パドルを手放しちゃう人もいます。うん、気持ち、分かるよ。でもね、パドルがないと操ることができなくなっちゃうんだな。僕は、笑いながら「なんとかするんだよー」って言うばかりです。プールに入って取りたい人もいるんだけど、入らずになんとかするんだよって言う僕。結局、手で漕いできて、途中で仲間がカヌーの先っぽつかまえて、プールサイドに引っ張ってくれたり。他のカヌーが、パドルを拾ってくれたり。なんかそんな感じで、進むんです。結局、おっこっちゃったのは、大人1名、子ども1名。4時間目に、調子を聞くとさっきよりもみんなカヌー好きになっていて、そんなもんだよねーと、まずは太陽と友だち関係に感謝するのでした。ああ、おもしろかった。

子どもたちだけでなく、大人も大らかに失敗しながら、人生のおもしろさ、満喫できるといいですよね。

写真は、そんなカヌーのときの1枚です。この浮かんでるっ!って感覚がいいんだな。

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