昨日へ     2007年09月25日   明日へ

そろそろ下半期。今朝、教室の模様替えをしました。久しぶりの卓球台も運び込みました。保護者の方から「10歳の放浪記」の感想文が届き、とても嬉しい気持ちです。図工では、クレヨンで作品作りを始めました。

6時間目は、風が気持ちよかったので、校庭に出ました。「計画的に!」と言われることが多い僕ですが、天気・みんなの体調...に合わせて、臨機応変でこそ小学校教員じゃんって、どこか信念です。風の吹くまま、しかも揺らがず。稲刈りのコンバインの音が、耳に慣れて、そのうちキンモクセイが何処かから漂うことでしょう。

夕方。満月が、いつもよりもみんなに注目されています。でも、春の桜のように、人間なんかに惑わされることなどない、落ち着きです。学校帰りに、三本木のお店に寄ってネギと糸コンニャクとニラと鶏胸買って、また走り出しても、満月は僕のちょうど目の前にあり、僕は静かなお寺で黒光りする床に座り、仏さんを見つめている気持ちです。人間は、小さいね。大きさを語るくらい、小さい。

さっき河原でススキを取る親子を3組見て、それが僕を、とても幸せな気持ちにさせます。人間は、幸せになるようにできている。幸せのために生きる。ご飯を食べ、内閣の報道をちらっと見て、連れ合いぴよさんのピアノ練習に、ギターとベースでちょこっとおじゃまさせてもらって、今夜も早めに眠るのでした。

写真は、今日の3年生。ムラサキシキブを見つけました。とりあえず匂いを嗅ぐ...これ、いつもの基本ですね。

昨日へ        明日へ

はじめのページを新しく開く