昨日へ     2007年12月07日   明日へ

今日の理科は、音の研究(その1)です。

2学期の理科の学習は、電気までですので、一応終わっているんです。でも、自然科学の探究には際限がありません。いろんな実験、すなわち驚きと感動と発見...を、まだまだ追究するのですな。そこで、音の研究です。音についての学習が、教科書からなくなっちゃって、僕は残念に思っています。目に見えない、とても身近かな現象をよくよく見つめる時間だから。というわけで、機会あらば、どの学年でもやっちゃっているんです。

実は、夏にもやりました。プールに潜って、水の中で音がどのように伝わるかの実験。水中でトライアングルを叩くと、思ったよりも早くに聞こえるんですね。次は、木ならどうか、鉄ならどうか、です。階段の手すりに耳を付けます。僕がはじっこを木づちで叩きます。1回目は弱く、2回目は強く。途中で誰かが触っていると「それほどでもない」ということになります。これも学びですな。図書室前の床は、あまり伝わらなかったです。体育館2階ギャラリーの手すりは、近くの人はすごかったけど、遠かった人は物足りなかったね。今日は、音の研究(その1)ですが、音の研究(その2)では、糸電話を作りましょう。糸以外の素材でも楽しみましょう。

夜は、組合地区の会議でした。中華屋さんでご飯を食べながら、いろんな話ができてよかったな。町教育委員会との交渉について、これから進めて行きますね。地区としての要求書は、今日の話し合いを踏まえて、まだまだ変わりますが、今日の段階で地区事務局として準備したものの一部は、こんな感じです。

1 教職員が健康に職務できるよう、管理職員が全教職員の時間外勤務を把握するようにさせること。また、勤務時間を超過しなければできない職務をなくすよう、管理職員に努力させること。

 2007年9月10日宮城県知事は、公務外災害認定処分取消を命じた仙台地裁の判決を受け入れました。過労死は、自己責任ではありません。過労死は、行政当局に責任があります。過労死は、防止することができます。私たちは、一人の過労死も出してはならないと決意しています。
 学校現場の忙しさは、子どもへの適切な教育活動を妨げます。寝不足での授業は、飲酒運転よりも危険なのではないでしょうか。イライラしながら、子どもたちの声に静かに耳を傾けることはできません。子どもたちには「早寝・早起き・朝ご飯」と説きながら、教職員には「病」や「死」が身近かです。「病」や「死」が身近かな教職員に「学力を向上させろ」と、まだムチ打つのでしょうか。
 「不祥事」にも「事故」にも「学力低下」にも、背景があります。労働基準法には8時間を超えて労働させてはならないとあります。しかし、現状は法令に違反しています。全ての教職員が、健康に職務を遂行できるよう、管理職員が時間外勤務を把握し、勤務時間を超過しなければできない職務をなくすよう努力させることを要求します。差し当たり、2007年度3月末日までの教職員の実勤務時間の記録を管理職員に記録させるよう指導することを要求します。なお、教職員自らの申し出を要求するのでは、職務を増やすだけで本末転倒です。管理職員が記録することを最低限の条件とします。

労働基準法
第32条 使用者は、労働者に、休憩時間を除き1週間について40時間を超えて、労働させてはならない。
2 使用者は、1週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き1日について8時間を超えて、労働させてはならない。

2 教職員が協力し合って学校運営に当たれるよう、K町での、教職員評価制度・長期特別(「指導力不足」教職員)研修制度・優秀優良教職員表彰制度の運用を凍結すること。誰にとっても「指導力不足」とレッテルを貼られることは、大変不名誉なことです。けれども、一体誰が「指導力充分」でしょうか。誰にでも、間違うこと・失敗することがありえるのではないでしょうか。教室が落ち着かないこともあります。子どもたちが「分からない」ということもあります。いつも勝っていた競技大会で負けることもあります。子どもや保護者としっくりいかないこともあります。

 本来、失敗を経験し、そこから学び、教職員は「経験豊か」になっていくのだと思います。けれども「指導力不足」とされたら、現場を追われるかもしれないという不安が、失敗から学ぶという尊い行為を、隠すべきことと貶めてしまっています。本来、職場の先輩が「私も、そういうことがあったよ」「こうするといいよ」と温かくアドバイスし、互いに向上することができていたのに、「制度」が互いの人間らしい結び付きを絶ち切ってしまっているのではないでしょうか。
 こと、校長に対しては(評価でDを付けられないだろうか)など、素直に相談しづらくなってしまっています。失敗は隠したら隠すほどに大きく根深くなっていくものです。子どもたちが健やかに育つ環境は、教職員・保護者・地域の信頼関係の上にこそあります。びくびくした大人と共に、子どもがのびのびと成長するのは、無理です。K町の子どもたちのためにも、K町での、教職員評価制度・長期特別(「指導力不足」教職員)研修制度・優秀優良教職員表彰制度の運用を凍結することを要求します。

写真は、体育館のギャラリーで耳を澄ます3年生です。

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