昨日へ     2008年01月13日   明日へ

従弟Yくんの結婚式の朝は、旭岳温泉勇駒荘で目覚めました。夜遅くに眠ったのに、いつものように早くに起きてしまいました。そっと部屋を出て、外に出てみました。しんしんと雪が着地していました。次々に次々に。僕は、いつものようにカメラを持って散歩しようと思ったのですが、昨夜の雪は膝ほどあったので、やめました。ここに人がいてもいなくても、何にも動じない静けさが、まさに自然でした。都会にいると、人がいない「ここ」って想像できないくらい、人間が支配してしまっている空間ばかりですが、地球ってそんな場所ばかりじゃないんですよね。そんなことを気付かさせてくれるような森。

お風呂に入ることにしました。父さんと一緒。昨日とは違うお湯です。おしゃべりしながら、のんびり。しばらくして、Trueくんも登場。僕は、朝風呂がとても好きです。高血圧の人にはよくないらしいけどね。

朝食のとき、昨晩おしゃべりした青年に声を掛け、いただきます。おかずの小鉢が立体的な棚のようなものに入れられて用意されていて、ほっほーこの手があったか!って感じでした。

結婚式用にスーツに着替え、チェックアウト。みんなが揃うまでの間、ふと思い立ってギターケースからギターを出して、ホテルの玄関の前で弾いてみました。何となく、この音のない森にギターの音を響かせてみたくなったんです。もちろん、樹たちが振り向いたり、踊り出したりすることはないんだけど、ギターは新鮮な気持ちだったんじゃないかな。しばらくして、連れ合いぴよさんが気付き、写真撮ったりしてました。母さんが呆れていました「まったく、そういうこと、飄々とするんだよねー。ブラジルのТちゃんと似てるわー」。そうね、飄々ですわ。ブラジルのТさんって、母さんのいとこの絵描きさん。僕が少年の頃、ときどきひょっこりとやってきて、とてもとても自由で大らかで捕らわれてなくて、眩しかったです。いわゆるラテン系ってイメージなんです。似てると言われりゃ、光栄ですな。

山を下りて、旭川市街へ。結婚式の会場は、山の上。早めについたので、コーヒーを飲みました。親戚の皆さんと会って談笑しました。30代は髪の毛を後ろで結んでいた僕でした。40代の僕は髪の毛の色もしばしば変わり、結んでいた毛はばさばさにしたまんま。親戚の皆さんは、久しぶりだったので、すぐに僕だって分からない方も多かったようです。おじさんおばさん方は、おじいさんおばあさん時代を若々しく送っているようでした。いとこたちも、当たり前なんだけど、すっかり大人です。子どもたちは、DSを一緒にやったりしていたのでした。僕は、例によって、カメラマンとしてうろうろかしゃかしゃでした。

従弟のYくんは教員。お連れ合いも教員。結婚式に招かれたたくさんの方も、どうやら教員のようです。とても温かな雰囲気で、よかったな。Yくんのお父さんお母さんの結婚式って、僕がまだ夕張にいた頃、少年だった頃。そんなこと思い出しながらの、お祝いの席でした。もう亡くなってしまった僕のおばあちゃんに、結婚式の最後のほうで手紙読んだり、涙流したりしていたのに、あらもう違う位置になるもんなんだねーって、そんなこと思いました。人は、いっぱい生きるものですね。いろんなことがある。いろんなことを思い出し、そして死ぬまで生きて行く。

カメラマンの僕は、式場を最後に出ました。みんなを見送った後の、結婚した2人とその親御さん&妹さんを撮りました。幸せの風景をたくさん見られるのは、とても幸せなこと。お招きいただき、ありがとうございました。

旭川から車に揺られ、あれこれとおしゃべりをし、江別のマンションで、またみんなで語らい、そして呑みました。ああ、とても充実な、人間の暮らし・明るい夜だー。

写真は、今日の結婚式の一枚です。(すみません、送るのが遅くなっています)

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