昨日へ     2008年04月29日   明日へ

予定が入らないってことは、とても嬉しいこと。穏やかに過ごしています。

僕は、旅が好きです。子どもの頃からです。子どもの頃は、親の目の届かないところに行くという解放感を得るために、旅をしていたように思います。親の目の届かない...なんて書くと、とても悪いことをしていたかのようですが、そんなことないです。「親の目」が、プレッシャーだったんです。それほどきつく育てられたわけじゃないのですが、「かくあらねば」「にもかかわらず、ふがいない」と、自分を責める内向的な僕でした。それゆえ、「解放」を望んでいたのでした。

放浪癖のある僕ですが、40歳を過ぎ、気が付いたことがあります。それは、遠くに行くにしても予定が決まっているものには魅力を感じないということです。「旅」とは、予定のないもののことをさすのであって、予定が設定されているのはまるで「仕事」のように感じられるということです。予定が決まっている遠出よりも、予定のない自宅のほうが、よいという感覚。根っこにあるものは「解放」であるとするならば、自分ながらに理解もいきますな。

とは言うものの、ずっと家にいるのも好きではないのです。もう20年以上の付き合いになるバイク・セローくん(YAMAHA SEROW225)のエンジンをしばらくぶりに掛けました。そして、松山町の山に入りました。ブーツはもちろん、初ボーナスで買った(ローン)クシタニのオフロードブーツです。車の入れないような森の中をとことこと走ります。牛に会い、写真を撮ります。花を見つけて、またパチリ。いくつもの林道を適当に行き、思いもよらないところに出て、感動。そのまま何となく田んぼの中に行き、菜の花だらけの用水路を見つけました。舗装されていない道を選んで、とことこ行きます。品井沼の桜はさすがに散っていて、左折。品井沼駅を初めて見ました。そのままとことこ。吉田川に沿って走って、野蒜です。結局、いつもの月浜です。猫を見つけて写真を撮って、浜を歩いて、帰路です。

とことこ走るセローくん。昔ながらのジェットヘルメットを被り、風を思いっきり受けながら、季節の匂いを嗅いで、夕方の家に戻ったのでした。ああ、休日。

写真は、今日の鹿島台の菜の花です。

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