昨日へ     2008年12月08日   明日へ

今朝の業前活動は、読書タイムでした。5年生が教室で静かに読書しているとき、僕は白菜と大根を見るために畑に出ました。今朝は、すっかり霜で白かったからです。白菜も大根も強いものです。霜で白くなっていても、ニコニコ笑っていました。太陽が出てきて、光を受けたところから、すぐに霜は溶け、みずみずしさを増しているほどでした。ふと見ると、いやはや立派な霜柱! これは後数分で溶けてしまう! 僕は教室に戻り、みんなに言いました「読書の時間大変申し訳ありませんが、畑に来て、霜柱なんぞ踏みませんか。さくさくしませんか」って。そして、みんなでサクサク。ほんと、太陽が当たった途端、まるで悪の世界の魔法が解けるかのように、霜も氷も溶けて行き、すごかったなー。かなり一瞬のことだった。感動でした。霜にコーティングされた猫じゃらし系の植物を取ってきて見せてくれる5年生「ほら、クリスマスツリーだよ」 あら、ほんとだね。

図工で作った伝言板に、ニスをつけました。薬物の危険性の話をしました。みんな、必要以上に慎重でした。

社会の時間に、テレビ局に行こう!と僕が言い、みんな興奮! 学校の放送室に行くって分かって、なーんだ...でした。全員、アナウンサーをしたんですけどね。

12月8日なので、戦争の話をしました。痛い思いを、辛い思いを、誰もしないということ。差別をしないということ。グロテスクかつ痛い話は、僕の十八番。死ぬとか殺すとか、簡単なことではないということ。よくよく言うのですが、5年生のみんなには全員いい感じのおじいさんおばあさんになってもらいたいものです。いろんな経験を重ねながら、いいことばかりしゃないけれど、きっと振り返ると豊かな人生。そんな時間をまだまだ過ごして行ってもらわんとね。

今朝、長い夢を見ました。

横に長い紙に、絵を描いている。墨か青い絵の具。電信柱と電線と木。ケヤキの幹に、枝を広げている。左隣に、ご無沙汰している先輩が並んで座っている。僕に謝りたいことがあると言う。相談した仲間に、引き回され、新幹線に乗せられ、若い者に軽んじられたと言う。机にぶら下がるティッシュペーパーで、鼻をかんでいる。泣いているのが分かる。先輩の顏を見ることができない。右側に描いていたケヤキは、遠景のつもりだったけれど、だんだん幹が太くなり、だんだん近景になる。幹のディティールがいい感じになってきたけれど、幸せでない。どこかで別な涙を感じ、目を覚ます。

写真は、今朝の1枚です。

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