昨日へ     2008年12月25日   明日へ

朝の電車に乗り、仙台へ。そして新幹線で東京へ。

東京駅で降りて、すぐに丸の内線に乗り、霞が関へ。東京地方裁判所に急ぎます。ぎりぎりセーフよりは、少し余裕がありました。傍聴券のための列に並びます。東京「君が代」裁判第一次訴訟の結審なんです。傍聴券のために並ぶのは20年以上ぶりです。静岡で島田事件・赤堀さんの裁判のときに並んだ以来ですね。並んでいるとき、ある方から「宮城の勤評闘争は、その後どうですか」と声を掛けられました。いろいろと話しながら、いろんな方が注目していることをあらためて感じました。感謝ですなー。

200人以上並んでいるところ、抽選。おー! 当たり! ラッキー! 103法廷に入りました。結審の今日は、原告側からの意見陳述。原告1名弁護士8名が1時間に渡って、東京都教委の通達・処分がいかに不当か、学校とはどういうものなのかを、陳述しました。傍聴席は満席。僕の隣の方は、音が鳴らないように何度も何度も拍手していました。

東京都教育委員会は、「君が代」で起立しないと処分、1年で強制異動、停職処分も、正当としています。職員会議で校長に意見することもできなくなっています。なぜなら、すぐ処分だから。評論として「困った事態です」と言っている場合ではなく、即刻変えて行かなくてはなりません。比喩ではなく、取り返しのつかないことになってしまう。意見陳述を聞きながら、日教組や全教の組合役員は傍聴しているかなーと思いました。また、良心ってどのように育まれるのだろうかとか、正義や悪を子どもたちはどこで学ぶかとか、そんなことを考えていました。ああ、頑張って仕事進めてよかった。傍聴できてよかった。

裁判報告会のために弁護士会館に移動しました。何人かの仲間とお話をし、報告会が始まるまでにホテルのチェックインをしようと、丸ノ内線で新宿へ向いました。初めて泊まるビジネスホテルです。なかなか見つからず、あった! 報告会には間に合わず、参加しないことにしました。傍聴できたしね。

さて、夕飯どうしようかと、連れ合いぴよさんと相談。どこかのライブに行けるかな?ということで、ネットで調べました。あらかじめ調べる余裕はなかったんです。すると、二階堂和美さんのライブ。ほほー、ちゃんと聴いたことないけど、興味津々。行く気満々で電話したところ、ソールドアウト。残念でした。それではと、ぶらりと出掛けました。模索舎に行きました。いろいろ買って、ぷらぷら歩いていたら、猫がいてパチリ。ぴよさんが、てんぷら屋さんを見つけ、入ることにしました。ちょいと敷居が高そうなお店ですが、たまにはよいでしょう。しばし待ってからカウンターへ。定食と一品一品頼むのとにしました。急ぐ用事がないので、ああゆったりできました。天ぷら屋さんのカウンターって、いいですなー。見れるし、お話しできるし。さばくところから見られるので、うんと嬉しいです。そして、おいしい! 揚げたてに限りますな。外国から来ている方がお隣り、少しの心配りでも、うんと嬉しそうにしてくれて、こちらも嬉しくなりました。

ホテルの方角に向って、ぶらぶら散歩。花園神社。夜の歌舞伎町。なるほど、こんな雰囲気なのね。写真は、今夜会った新宿猫です。

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