ゆっくり起きました。介護の予定は、4日までありません。とりあえず現段階では、早急な予定と約束がない状態。少しだけ、ほっとします。でも、年賀状の宛名書きはまた半分残っています。進めましょう。年賀状宛名書きと、ギター弾きと交互に進め、昼過ぎに、ひとまず一息。連れ合いぴよさんが、ベースに初挑戦し、二人で楽器いじりをしました。感謝ですなー。
夕方になる前に、二人で車(トラ)でお出掛け。古川の西巻で、紙を買いました。ぴよさんが、クロに出会って、それはそれは嬉しそう! クロが僕たちの仲間になりました。クロは「ぬいぐるみペンケース」として売られていた黒猫です。嬉しそうなぴよさんを見て、僕は嬉しくなります。クロは、僕へのプレゼントとなり、きっとカメラバッグに入り、これからあちこち旅することでしょう。ちなみに、旅に連れていくたんちゃん。ぴよさんが久々に会ったところ「なんかやつれた感じ」とのこと。そりゃあ、北海道にも沖縄にも奄美にも、金沢にも神戸にも、東京にも花山にも、一緒に行ったからねー。川渡温泉藤島旅館に行き、今年最後のお風呂。いっぱいもろもろと垢が出てきて、さっぱりして、ふー。古川のUマートで、食べたいもの買って、帰りました。テレビでK1見て、紅白歌合戦も見て、ゆく年くる年で「来年」になったところで、眠りました。
のんびり「平和」に過ごした僕ですが、パレスチナでは人殺しが続いています。
ガザの写真を紹介してもらいました。こちらです。
インターネットで活動を続けるAVAAZが、即時停戦を求める緊急署名を開始したそうです。目標25万人で、日本時間31日の8時40分現在やっと12万名に到達したそうです。僕も呼びかけに応じて、さっそく署名しました。
また、アムネスティを含む4団体によるジョイント・アクションガザ封鎖の解除を求める署名にも御協力ください。電子メールの受信できる環境でなければ難しいのですが、可能な方、ぜひ御協力ください。
届いたガザの続報を、転載します。
ガザより(12)
2008年12月30日0:59(現地時間)
ガザ地区に対する急襲はなおも続いている。ハーン・ユーニスにさらなる襲撃。昨晩、10回以上も。うち2回はハーン・ユーヌス自治地区の建物に対して。ガザ市では、シュジャイヤ地区(ガザ市東部)の古いモスクが攻撃され破壊された。ガザ北部では、ロバに引かれた荷車が空襲され、避難途上の一家が死亡。だが、発表によれば、攻撃されたのはグラッド・ロケットを積載した車だという!ことの真相はと言えば、不運な一家が家財道具を荷車に載せてロバに引かせていたに過ぎないのだ!毎時間のようにイスラエルの爆撃でさらなる数の民間人が死んでゆく。イスラーム大学と予防安全保障局の一群の建物に新たな攻撃。アル=アズハル大学の校舎も被害に見舞われた。
イスラエルのヘリや飛行機が今も頭上を飛びかっている。今晩もガザに対してさらなる攻撃があるにちがいない。ガザのパレスチナ人は対空兵器など何一つ持ってはいないというのに! これが私たちにとっての新年のスタート、これが私たちの「ハッピー・ニュー・イヤー」、これが、失敗に終わった恥知らずのブッシュ政権と民主主義が私たちに送るラスト・メッセージなのだ!
昨日、カイロでは大規模なデモがあった。デモ参加者が叫んだのはムバーラク大統領を非難するスローガンだった。裏切り者ムバーラク、ムバーラクに死を、イスラエルはナイルの地から出て行け、といった敵意に満ちた言葉の数々。
ガザより(13) 12月30日 夜のガザの爆撃
2008年12月30日6:27PM(現地時間)
2008年12月30日、ガザは5分間で20基のミサイルによる爆撃。同夜、ほかにも20ヶ所が攻撃される!添付の写真は最初の攻撃のもの!パルテル〔パレスチナの電話会社〕の録音メッセージが、パレスチナの外から有線および携帯電話にかかってくるパレスチナ人市民に対する脅迫電話に注意するよう警告している!分からないが外部の誰かが私に電話をかけようとしていた。だが携帯は電気がないため使用不能で、発電機を作動させるのは、外界に発信するためだ。さまざまな無人機が私たちの頭上から立ち去る気配はない。今まさに、付近のどこかが攻撃された。爆撃が膨大な回数に及ぶため、どこに着弾したか、もはや見分けることができない。ガザ市内だけでこの状態だ。ほかの地域も言うまでもない。
地元メディアのニュースによれば、イスラエルの地対地ミサイルがブレイジュ難民キャンプに、また砲弾が何発かハーン・ユーニス東部に撃ち込まれたという。ガザ・ワーディ東部では(ガザ・ワーディは小さな村だ)、民家が1軒、空爆された。爆発で2人が亡くなり、ほかは負傷!公式の死者数は390に達し、負傷者は約1800人、子どもをはじめ膨大な数の民間人が含まれている!
アル=カッサーム旅団が今、記者会見で新たな闘いの誓いを立てている。イスラエル航空機および無人機が空で広範囲にわたり活動しているにもかかわらず、彼らは150発のロケット弾を発射したという。ハッピー・ニュー・イヤー!
ガザより(14) 爆撃、再び!!!!!!!!!!!!
2008年12月30日 8:59PM
今晩の猛爆撃がたった今始まった。民家や政府関連の場所が狙われている。またもテル・エル=ハワが狙われている!ベイト・ラヒア、ジャバリーヤ村、ハーン・ユーニス、ラファにも攻撃。イスラエルはラファ国境地帯のトンネル200本を破壊と発表した。ある男性は攻撃のひとつに巻き込まれ、まる1日行方不明となり、家族は3日間、喪に服した。今日、その男性がシファー病院の集中治療室で存命中であることが判明した。スドゥキ・ハンマードだ!これ以上、新たな攻撃の波について伝えることができない。民家一軒が今まさに燃えている!なんということだ!
ガザより(15)
2008年12月30日 11:56PM
ミリヤム・クック先生(デューク大学)、ご厚意とお気遣い、感謝します。幸いなことに、ほんの10分前に、この5日間で初めて電気が復旧した。ガザは今、午前零時。無人機の唸り声が耳障りとはいえ、ミサイルがそこらじゅう、目と鼻の先やはるか彼方にシャワーのように降り注ぐことに比べれば何でもない。20分前、付近で軍用ヘリによる攻撃があったが、どこだか場所を特定できない。燃えた家は、近所にある政府関係の建物の近くだ。私が住んでいるテル・エル=ハワーは政府関係の建物が数多く集まっている地域だ。それらの建物の多くが一度ならず攻撃されている!今やガザの80%以上が停電している!実を言えば、ガザのいたるところでパニックが起きている。多くの民家が、故意あるいはその他で、攻撃されているのだ。ガザに対する今回の軍事攻勢で42人の子どもたちが殺された。これらの子どもたちがハマースの活動家でロケット弾を発射しているというのだろうか!ハマースのアル=カッサーム旅団には1万2千人がいると思う。その中核は、まだ何の戦闘もしておらず、依然、士気と強度を保っている。一方、主たる犠牲者は警官隊、民間の労働者、子どもや学生をはじめとする無辜の人々だ。イスラエルが攻撃しているのはホテル、スポーツセンター、空き家、パスポートの発給や税関、税務に使われていた政府関係の建物である。彼らは庁舎や、ガザではまだだが、町々や村々の役所を攻撃している。彼らはまた10のモスクを攻撃し、うち6つは完全に破壊された。だが、いずれの場合も、モスク周辺は著しい害を被った。ジャバリーヤ難民キャンプではある家族の5人姉妹が、モスクの壁が崩れ落ち、瓦礫の下敷きになって殺された。
世界じゅうの人々が、ムスリムの国々でさえも、楽しい時を過ごしているはずのクリスマスに何が起きているのか、書かれねばならない多くのことの、これはごく一部である。
みなさんが楽しいクリスマスと良いお年を迎えられますように。
アブデルワーヘド教授 芸術人文学部英文科 ガザ・アル=アズハル大学
ガザより(16) 雨のガザで
2008年12月31日 8:29AM(現地時間)
ガザ地区では何時間も雨が降り続いている。この新たな状況を受けて、イスラエルの無人機、無人飛行機およびヘリコプターが空から姿を消した。だが、イスラエルの戦車および大砲から何回にもわたって砲撃がある!とはいえ、睡眠を中断されずに何時間か眠ることができた!子どもたちは緊張と恐怖と不安からわずかながら解放された。ガザは見捨てられた街のようだ!
アブデルワーヘド教授 芸術人文学部英語学科 ガザ・アル=アズハル大学
今日の藤島旅館でお風呂に入りながら、浮かんだ歌のフレーズ。
平和を守ったりするから、戦争が始まる。
平和を守ったりするから、戦争が終わらない。
壁の向こうの泣き声が止まらない。
壁のこちらでご馳走が捨てられる。
平和を守ったりするから、戦争が始まる。
平和を守ったりするから、戦争が終わらない。写真は、新入りのクロとお疲れのたんちゃんです。たんちゃんの誕生日は元旦だったので、1日違いのクロの誕生日ってことになりますな。