昨日へ     2009年02月28日   明日へ

今日は、今年度最後の学習参観日です。5時間目に国語です。5年生はみんなドキドキです。なぜなら、発表系の今日だからです。


まずは、お笑いです。6年生を送る会で、ショートコントをするんです。12名が3チームに分かれました。これまで何度か練習し、手直ししました。全部オリジナルです。それを、保護者の前でやるってわけです。なかなか緊張ものですな。ちなみに、タイトルは「空手の練習」「将来の夢」「コンビニ強盗」。ま、頑張りましたな。


次に、自分の成長したところを発表するんです。「自分の成長」って言っても、分かんないものですよね。先日、みんな全員分をノートに書いたんです。「うそつかなくなった。ごまかさなくなった。」とか「おもしろくなった。」とか「野獣になった。」とか、それはもう書き放題。それらのノートを借りて、みんなの前で全部読んだのは先日のこと。みんな、信頼関係ができていて、なーるほど!とか、そうだよねー!とか、盛り上がったんです。そんな、友だちから指摘されたことを参考に、みんな自分のことを書いたんです。それを暗記して、保護者の皆さんの前で発表。昨日になって、僕は無理を言いました。「おうちの人が来ていたら、ちゃんと目を見て話すこと。お母さんが来ていたら、発表の初めに「お母さん」と呼びかけること。誰も来ていなかったら、「皆さん」って言うこと」...みんな「無理ー!」って言っていましたが、さて今日の5時間目、しっかりやっているじゃないですか。ああ、感動した。みんな成長したよ! いい感じだよ!


発表してまだ時間があったら、百人一首をしたいという要望がありました。3チームに分かれて、やることになりました。休み時間も自分たちで練習していたりする人たちは、それはそれはすごい迫力でぱっと取ります。曲当てイントロクイズ並に、すぐ!です。好きな札っていうのがあって、それなんかすぐです。大人、かないません。何せ毛筆草書ゆえ、そもそもが難しい。けれど、大人の方も取れるんです。すると、子どもたちが「おー!」って感心したり。


授業が終わるところで、保護者の皆さんに話しました。5年生の前で話しました。とっても素敵な5年生だってこと。一緒に1年間過ごせて、いっぱい感動したこと。これからの成長が楽しみってこと。本人がいるところで、褒めるって、大切だなーって思うこの頃です。懇談会資料には、上に書いた「互いの成長」のノートのコピーを全員分載せました。そこに書いた文章は以下の通りです。

 5年生のみんなの成長に、とても感動しています。5年担任になってよかった!ってことと、○○小学校に赴任して幸せだった!ってこと、そして小学校の教員になった喜びを、ミックスして実感するここのところの私です。5年生のみんなそしておうちのみなさんとの出会いに感謝です。「生きててよかった」みたいな感じ、私の中では大げさではないです。ありがとうございました。
 しかしながら、担任としての私の仕事はどうだったかと省みるなら、反省反省の不甲斐ないもの。もっともっと5年生のみんなの「よさ」を生かし延ばすことができたのではないかと、自分の仕事に反省しています。申し訳ありませんでした。残すところ20日を切っていますが、できることはしなくちゃいけないと思っています。いろいろお話しください。
 5年生ひとりひとりの成長そして今後の課題は、ここでは書きません。一人ひとりそれぞれですから。しかしながら、5年生みんなが互いにノートに書いたメモを見ると、担任が言う必要がないと感じさせられます。みんな互いに理解し合い、助け助けられながら歩んできたのだと、羨ましく思えるほどです。3学期になり漢字テストなど採点して返すときに「○○、〜点です」と、みんなに聞こえるように口にしている私。信頼関係のできていない学級では、絶対にできないことですし、実のところこんなこと初めてです。不安があったのは担任だけ。みんな、認め合う関係を築いていて、「やるじゃん」とか「練習しな」とか、とても温かくて、感動でした。そんな5年生十二名ゆえに、互いの成長に関するメモは厳しく温かく、担任はお助け役であくまで「持つべきものは友」を再認識するところです。
 個性豊かな5年生12名をひとくくりに語るのは難しいのですが、やっぱり担任としてあえて書いてみましょう。
 今年度成長したと感じることはいっぱいあります。あえて、3つ上げるならこの3つです。
・ユーモアが溢れ、おもしろいことをおもしろがるようになった。
・互いに教え合い学び合うことが普通になった。
・失敗することを怖がらなくなった。
 これからの課題も、3つ上げてみましょう。
・いろんな考えの人の話を最後まで聞き、自分の考えを最後まで話すこと。
・よくよく考え、周囲の表面的な事柄に振り回されないこと。
・自分からいろんな人に話しかけること。
 ここのところすっかり休刊だった学級通信は「やからか散歩道」。「やからか」は、私の造語でした。「やか」「らか」で終わる言葉は、何となく素敵だったからです。「散歩」は、のんびりしていたり、発見があったり、自由であったりするから。「道」は、進んで行く方向で、あてがわれるものではなく、自分で選び試行錯誤していくものだからでした。
 さて、「やからか」をいくつくらい書けそうですか。そして、それらは5年生のみんなに当てはまりそうですか。ほがらか、おおらか、しなやか、しとやか、はなやか、おだやか...。私、5年生のみんなのあんな場面・こんな出来事・そんなひとことを思いうかべながら、ああやからかなみんなだったと、振り返っています。きっと、6年生になってより一層成長していくことでしょう。
 私は、1年間担任だった(来年度も?...ならば2年間)一担任に過ぎません。けれども、ずーっとストーカーのように、未来永劫「元担任」であり続けたいと思っています。困ったことも、喜ばしいことも、みーんな共有したいです。そして、それがこの仕事の本来だと考えています。今後ともみんなを支え続けて行きます。今年度一年間、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。

今朝、こんな夢を見ましたよ。
うっちゃんなんちゃんの番組。若い僕が、料理を作る。2つ目の番組で何を作るか。街に買い出しに行く。長い道。台湾のような、田尻のような道。キスをしそうもないと思っていた女の子と、とても自然にキスをする。傍らに、万年筆のインクカートリッジがあり、探していたものだったと嬉しくなる。

写真は、今日の学習参観での1枚です。こちら側に5年生が座っていて、仲間の背中を見守るんです。

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