昨日へ    2009年12月22日   明日へ

終業式の朝です。学校の玄関に5年生がいたので「あらまー、忘れ物ですか」と聞きました。すると少年は目を輝かせて「ちがいますよ」と言いました。「千羽鶴を折ったので、ぜひ北海道に持っていってください」と言う少年。感謝感激です。忘れ物ですか?なんて言ってごめんなさいでした。

終業式を終えて、教室で通信簿を渡します。ほんわかした空気に包まれた教室でした。さようなら、よいお年をお迎えください。少し、いや結構かなり、寂しい気持ちになりました。

午後、職員会議。これまでのこと、これからのこと。ついいろいろと意見を言うのでした。会議後、いろいろと提出しなくちゃならない書類一式を、頑張って提出しました。というのも、明日以降北海道に行こうと思えば行けるって体制にしておきたかったんです。いつも事務仕事が苦手な僕なのですが、まがりなりにも終業式の日に全部終わらせたってのは、これまでなかったことですね。ふぅ〜っとため息です。

職場の忘年会がお泊まりであるのですが、予約をする段階でひょっとしたら北海道に行くかもしれないからと、欠席にしました。僕は、暗い道を家に帰りました。連れ合いぴよさんも忘年会。僕は、独り三本木に向かいました。豚カツ信ちゃんで豚カツを食べて、三峰荘で温泉に入りました。秋から冬にかけて、垢がいっぱい出ます。汗をいっぱいかいているわけではないんです。厚着ってほどでなくても、もろりもろりと出ます。この新陳代謝は、きっと冬毛です。冬を越えるため、僕の中の野生が毛替わりをしているんです。そんなことを考えたりしながら、気持ちも体も、まずはほっとしたのでした。車の中で、プリテンダーズを聴きました。久しぶり。懐かしく、そして少し切ない気持ちかな。

今朝見た夢は、こんなのでした。
また柔道部に入った。すぐ試合だ。投げようとするが、後ろに反る青年。足首を悪くしたくないのだと言う。青年と筆談しようとするが、ボールペンが書けない。でも伝わっている。更衣室で柔道着を着替えるとき、過剰に下を向いている。柔道着は水色。一番奥のロッカー。道路工事の盛り土が、交差点の真ん中にある。青年が事故に遭う。追悼のロックバンド。僕は声を掛ける。僕がベースを弾く。ゆるい弦。観客にあざわらわれるけれど、最後まで弾く。一弦がとても緩すぎ。

写真は、今朝の一枚。学校へ向かう道です。

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