昨日へ    2010年05月01日   明日へ

さあぶらり旅です。はじめは、カメラだけ、しかもオリンパスE-3(デジタル一眼)を持たずに、リコーGR2だけの軽量旅にしようと思っていました。けれども、あれこれの仕事がまだ終わっていないので、Macbookを背負うことにしました。桜を見たり海見たりするかもしれないなーと、結局はいつも通り、E-3とGR2を両方持って、出かけることになりました。そろそろビーチサンダルでいいような気もしますが、北海道に向かうので、靴です。20年以上履き続けているいつもの革靴。

朝の東北本線で小牛田に行き、陸羽東線に乗り換えます。古川から新幹線。盛岡で乗り換えて、八戸へ。八戸から特急で函館。鈍行でとことこと行けるといいなと思ったのは、数日前。昨日になって時刻表をめくったら、なかなか普通列車の接続はよくないのですね。まずは北海道に上陸することを先決としました。車窓のシャッター切りながら、iPodでbonobos聴きながら。青函トンネルを日中にくぐるのは、ひょっとしたら初めてかもしれません。トンネルの中で降りる人たちがいて、写真撮ったりしているうちに、函館。

頑張って森に行って、濁川温泉に泊まろうかと思い、電話を掛けるのですが、なかなか出ません。ま、しゃあないや。森のビジネスホテルに泊まることにして、函館の町を歩きます。朝市をぶらぶら。小さな路地に入り、写真撮っていたら「そっち、何もないぞ。何撮ってるんだ!」と大きな声で言われ、振り向いたら大柄なおじさん。「猫でもいるかなと思ったんです」って僕。「うちは、猫飼っていないぞ」とおじさん。「そうですかぁ〜」と歩き出す僕。ふらふら行くと、猫はあっちとこっちにいました。レンガ造りの倉庫を歩き、カップルの記念写真のシャッター押して、お店を覗き、何となく元町。坂道を上がっていくと、観光客いっぱい。港に青函連絡船が見えるこの坂は、犯人を追ったり、恋人とささやいたりする、そんなロケ地。ハリストス正教会を見たのは、小学6年生以来かもしれないですな。坂道降りたら、北方民族資料館があったので、入りました。皮で造られた3人乗りカヌー。すごい! これで海に出るのは、きっと冒険じゃなくて日常だったんだろうな。服の刺繍、好き。すごい。僕も、やってみたい。アイヌ模様の本を買いました。路面電車で駅に戻り、小さい子のお母さんから「写真撮ってください」って言われて、ぱっと撮って、ああ鉄ちゃん!って思いました。そして、森行きの普通列車に乗り込みました。あちこちで長い停車時間取りながら、ゆっくり北上。海は、凪。柔らかな時間。駒ヶ岳が近づき、日が傾きました。にぎやか過ぎた高校生がだんだんいなくなり、僕は気動車の窓を開けてみました。冷たい海の風! 何があっても平然とした海。空に雲。ガラガラと気動車の音大きく、深呼吸してから、窓を閉めました。

森に着いて、ホテルを探そうと思ったら、駅のすぐ前でした。部屋に入り、カメラ持って、外へ。どこか小さな居酒屋でもないかなと思ったけれど、町は暗く静かで、結局ホテルに隣接している居酒屋(雅茶一)に入りました。何食べよう?喜多里という焼酎をたのんだら「芋ですか 昆布ですか」と聞かれました。昆布の焼酎? もちろん昆布をお願いしました。いや〜昆布だった! ボトルでほしい感じですね。カウンターで、手羽先ゆっくり食べて、散歩はせずに部屋に戻り、眠りました。

写真は、今日の函館での1枚です。

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