昨日へ    2010年12月24日   明日へ

東京・山谷の宿で目を覚ましました。昨日の無残な出来事が、僕の中を支配しています。布団の中で、書いたメモは、こんなのです。

復讐するは我にあり。復習するも我にあり。復習すれば我にやり。縮こまった胃喝を入れるには留まるより動くこと。上書きをしよう。消去ではなくどんどん地が厚くなる今までの全て。自分の歩みの全ての上で暮らし続けるのだ。隠れなくていい。昨日の続きを生きる自分は20年前の続きでもあるのだ。どこかが欠けても、今は生きられない。運命のような必然のような偶然のような今。別の今はない。もしもを思う自分も今を生きている。すべてを糧にして、むしろむしゃむしゃと食べるしかないのだ。

懐かしい渋谷ユーロスぺース映画「海炭市叙景」をやっているので、見に行こうと思いました。昨日の惨敗を、何かで上書きし、自らの厚みを増していかなくてはならない気持ちでいっぱいでした。南千住から地下鉄に乗り、上野に行き、そこで朝食を取り、10時30分の上映にそなえて山手線で行こうと思いました。けれども、地下鉄に乗ったところで...正確にはドアが開いたところで、難しいことを知りました。ラッシュだったんです。ドアぎりぎりのところ、ギターを持って、乗りました。上野までは遠くないものの、入谷で降りました。通勤の人が乗れないなら、僕が降りるべきだからです。入谷なんて、知らないのですが、上野までは地続きです。何となく歩きました。路地に入りながら、猫に慰められたかったのですが、全然いませんでした。幸い、暖かい風。動物公園口にたどり着き、渋谷に行かず、すぐ帰ることにしました。立ち止まるのが怖い感じ。振り返るな、前を向け...とは、振り返るとみっともない自分がいるから。そう、逃げ出したい気持ちでした。

急がなくてはならない約束はないけれど、全席指定のはやての指定席を買いました。新青森行きのはやて。おにぎりを買って食べました。途中、車窓が白くなりましたが、仙台は晴れていました。

タワーレコードに走りました。新しい音楽の日々を、逃げない音楽の時間を、僕は頬張りたい気持ちでした。hakase-san踊ろうマチルダソウル・フラワー・ユニオンのCDを買いました。ここのところ、何もプレゼントしていない、連れ合いぴよさんにセーターを買いました。クリスマスイブなのでと、パイを買い、松山町に帰りました。ぴよさんは、仕事です。僕は、トラに乗り、三本木の花おりの湯に行き、マッサージもしてもらいました。露天風呂で、雪。ふわふわと大きめの雪が舞ってきて、誰もいないことをいいことに、大きな声で歌いました。ああ、大勢の前で歌う機会を、もっと持っていこう。図々しく歌っていこう。そう思いました。

雪が大きく降る中、帰宅しました。胃はまだ縮こまっていましたが、昨日の分、ビール大瓶2本、飲みました。ああ、雪の夜だ。

写真は、今日の仙台駅前での1枚です。

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