昨日へ    2011年01月21日   明日へ

毎年、この時期になると、不安に感じることがあります。公開研究指定を受けるなんて話が降ってこないよなってことです。僕の初任校は、算数の公開研究指定校でした。次の学校では、あれこれもめた後、国語の公開研究指定を受けることになりました。いい授業を作るための努力はします。けれども、させられるのと、するのとは違いますね。どちらのときも、得るものもありましたが、失うものも多かったです。見た目ばかり優先する指導に辟易しました。体調も悪くなりました。連日の会議のために、子どもたちを追い立てるように帰さなくてはならない不幸に、何のためにやっているのか?!と疑問が常に渦巻いていました。

公開研究会システムのそもそものへんてこなところは、初めに、褒められることを発表するという、結果が命題になっていることです。褒められることが、前提としてあるので、そのための取り組みは、きわめてでっちあげっぽいのです。でも、でっちあげにしたくない。すると、研究指定のことにだけ意識が集中し、その他はおざなりになります。結果として、子どもの落ち着きがなくなったり、ラポートが取れなくなったり、他教科の指導などでほころびが出るんです。

今、研究指定を受けるとか受けないとか、そんな話題が出ている学校があったら、「毎日の授業を一つずつしっかり進めることが第一ですよ」と声を掛けたいです。すなわち、公開研究指定を受けたら、毎日の授業を一つずつしっかり進めることができなくなりますよということ。だいたい、子どもに直接関わらない雑務に追われて、現状でさえ、大変なんですから。

と書きながらも、町の教育研究員発表会のために、時間外に他校の先生が来て、暗い中話し合いをするのでした。

写真は、今朝の空です。

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