昨日へ    2011年07月18日   明日へ

釜ヶ崎のいつもの宿で目を覚ましました。まだかなり早い時刻でした。ふとテレビを付けました。なんと、まだ女子サッカーの試合をしていました。見ると、延長戦になっているじゃありませんか。ほほーっと思い見ていたら、同点。なんと! 勝つかもしれない? 優勝? 世界一? PKになっちゃいました。どうなるの? 「よく頑張ったよ」という慰め言葉がふわりと浮かびます。しかーし、止める! 決める! 優勝?! ふと見たテレビで、鳥肌! いやー、感動しました。優勝! 願っていた人、信じていた人、多かっただろうけど、みんな「当然」とは言わないでしょう。すごいね。頑張ったね。

テレビの左下に大きく「6」って映っていて、チャンネルを表示しているかと思ったら、違いました。他のチャンネルにも「6」の大きな文字。分かりました。アナログ放送終了までのカウントダウンなんですね。私んちのテレビはアナログ。でも、宮城県なので「6」など出ないんですね。全国的にでかい警告表示されているとは「お知らせ」というより「嫌がらせ」ですなー。

また眠ろうかと思いましたが、起きました。宿のクーラーは、午前5時に止まります。窓の外は、雨。じゃあ高野山には行かないで、少しずつ宮城に帰ることにしましょう。飛行機は予約できなかったんです。帰路のための今日です。新今宮から環状線で大阪へ。車掌さんアナウンスは、何となく、やくしまるえつこでした。影響を受けているのか、(まさかないと思うけれど)本人アルバイト中か。大阪から京都へとことこ。京都で降りて、梅小路蒸気機関車館に行こうと思いました。

昨日、京都に着く直前に、蒸気機関車を見かけて、ああ梅小路!って思ったからです。僕が小学校5年生のとき、夕張線から蒸気機関車が引退しました。蒸気機関車を追いかけることが、僕の放浪癖の由来の一つになっています。そんな少年時代、梅小路は憧れの「動態保存」のまさに都だったんです。京都駅に降り立ち、歩いていこうかと思ったものの、雨。ビーチサンダルでぺたぺた行くのは、ちょいとしんどい。結局、おたべを買って、立ち食いうどんを食べて、新幹線に乗ったのでした。うどんは、鰹がしっかりしていて、とてもおいしかったです。

新幹線で静岡を目指します。静岡市立美術館で、歌川国芳展をしているからです。歌川国芳さんみたいなアウトローな力強い絵画に、僕は憧れます。静岡って行きそうで行かないところ。目指すことにしましょう。静岡で止まる新幹線はなかなかなくて、名古屋で乗り換えです。名古屋でも途中下車したかったのですが、新幹線の特急券が静岡までだったので、やむなしです。ホームで、打ち食いのきしめんをいただきました。醤油が濃いかと思ったら、あっさりしていて、驚きでした。おいしかったです。

新幹線が来ました。東海道新幹線には喫煙車があり、驚きでした。さあ、静岡です。美術館で、荷物を預けて、歌川国芳展。思った通りでした。よいですな。横長3枚組み合わせたものがよかったです。心に残ったもの「大物浦平家の亡霊」「大江山酒呑童子」「相洲江之嶋之図」「二十四孝童子鑑 大舜」などなど。歌川国芳さんに会ってみたい、一緒にお酒飲みながら語らいたいと思いました。ちなみに、節電のためということで、暗いのが残念でした。節電も大切ですが、見に来たんですからねー。説明書きを高齢者の方がよく見えなかった様子でした。図録とファイルと葉書を一枚買いました。

静岡に来たことは、何度かあります。まず、赤堀政夫さんの裁判で来たのが学生時代。バイクで長野から南下してきたのが、数年前。街をぶらぶらしたことはありません。ぶらぶらしない手はありません。B級グルメ関係では「おでん」が有名とのこと。探しながら、ぶらぶら行きます。パルコの地下で、ビーチサンダルを売っていて、衝動買いしました。これまで履いていたものは、いつからかなー? たぶん上海にも、奄美にも、北海道にも、足跡を付けたサンダルなはず。踵の下の厚さはほぼ紙一枚状態でしたので、この夏を超えられないなーと思っていたんです。たいてい300円くらいのビーチサンダルを選ぶのが常なのですが、今回は少しだけ値段が高かったです。

「青葉〜」ってあたりに、おでん屋さんがあると、ガイドブックで見たので、何となくそっちにぶらぶら。結局あったのですが、どのお店も営業していませんでした。ま、そんな時間ですな。やむなし。またの機会。また新幹線に乗り、東京へ。韮饅頭とビールを買って、食べながら東北新幹線で帰ります。とんとんとんと仙台。そして、まだ夕焼けの松山町に到着したのでした。ほい、旅の夏の始まりですな。

写真は、静岡での一枚です。

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