昨日へ    2011年07月23日   明日へ

今日は、別姓を考える会のあれこれ語る会の日です。震災以来初なので、大切な集いです。

でも、他の会員の皆さんにお願いして、僕は気仙沼に行くことにしました。唐桑の「星まつり」です。仙台での脱原発デモで、ぜひいらしてくださいねと声を掛けていただき、気になっていたんです。石巻のちだ原人さんとお会いしたいという気持ちもありました。泊まるために、軽キャンパーのトラでとことこと向かいました。涌谷、津山、志津川、歌津、志津川、本吉、気仙沼、そして唐桑。

半造の会場がすぐには分からず、うろうろしました。津波体験館がありました。ああ、懐かしい! いつだったでしょう、うんと前に来たことがあります。そのとき既に古い建物だったのですが、音と空気と揺れを体験したとき、驚きました。すごい!と感じました。でも、実際が来たんですね。

星まつりの会場にたどり着きました。東京のバンドが演っていました。やっぱりバンドだなーって思いました。僕も協調性を身につけ、バンド仲間を見つけるべきかもしれない...。テントが張られています。髪の毛が長い人が多く、常々浮きがちな僕の容姿が、なんとも違和感ない雰囲気でした。若者のもおじいさんおばあさんも。知りあいがいないか見渡しますが、見当たりません。地元の大漁唄いこみを聴きました。よかったです。ここのところブルガリアンボイスを聴き直しているのですが、楽器のない声だけの歌って、魂感じます。人と人とが寄り添わないと、その村でないと、表せないもの。そんな感じです。虹が出ました。ああ、いい空です。

会場から林を抜けて、海を見に行きました。フナムシが岩場を逃げ隠れしている岩の浜は、僕にとってはふるさと的浜の風景。利尻島・蘭泊を思い出させます。嬉しくなって、岩場をビーチサンダルでぴょいぴょいと跳ねました。遠くに山。見上げるとほんのりと夕空。波は、岩に打ち付け、飛沫の白と深みの碧を描けるといいなぁと、しばらくそこにいました。

会場に戻り、何となく居場所がない気持ちになった途端、帰ろうという気持ちが一気に膨らみました。だらだらとそこで過ごしていたら、きっと知りあいもできたでしょう。素敵な音楽で、よい夜を過ごすことができたでしょう。でも、何となく一気にそんな気持ちになって、僕はトラのドアを閉めて、キーをひねったのでした。暗くなる少し前のこと。

そして、唐桑から気仙沼へ。暗い道、志津川方面を走るのは避け、一ノ関方面にハンドルを切りました。仙台ナンバーのトラックが走っていて、その後を付いていきました。一ノ関まで行って、国道4号線で南下するのは、とても遠回り。きっと近道があると思うのですが、知らないですし、調べる気もないんです。トラックに付いていくと、ところどころで細い道に入り、僕の頭の中の地図では、とても的確に仙台方面に進んでいるのでした。結局、金成インターに乗っていったトラック。ありがとうございました。金成まで来れば、大丈夫。

結局夕飯も食べぬまま、深夜にはならない程度の夜、松山町に着いたのでした。

写真は、今日の唐桑の虹です。

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